2015年8月29日土曜日

私がアルコールストーブを好きな理由

アルコールストーブ。アルコールバーナーとも呼ばれる。
空き缶を半分に切ってアルコールを入れ、火を付ける、というに等しいほど、原始的な火器。



マニアな方からは、やはり趣や雰囲気がいい、ガスやガソリンに比べて静か、あるいは故障とは無縁、といった、様々な好評価をいただく一品。



しかし、私がこのストーブが好きなのは、「燃料の残量を気にしなくてよい」というのが最大の理由だったりする。
そう、ガス缶の容量を気にして使うガスストーブより、精神的に楽なのだ。



まあそれならコールマンのPEAK1でもよさそうなものなのだが、



実は以前に使っていたPEAK1は、中のパッキンがダメになってしまったらしく、ポンピングがスカスカになって使えなくなってしまった。



その前にスポーツスター2を使っていたが、これもジェネレータが壊れて使えなくなってしまった。
なんでもガソリンストーブでは、これらは消耗品らしく、不具合が出たら交換する部品らしい。


クルマでオートキャンプに奥様と行き、決まって本番でこれらの不具合に見舞われた。ランタンもやられた。
それはそうだ。キャンプ道具は普段から使っているわけはないので、これらの不具合にぶち当たるのは決まって本番の時なのだ。
それ以来、ガソリンものは、一抹の不安を持ちつつ使ってしまう。
が、なんといってもあの強大な火力、任意な量を補充可能なガソリン、という魅力は捨てがたく、今でもオプティマスの通称「弁当箱」8Rは現役で使う。ヴェーという大きな燃焼音もご愛嬌。



オートキャンプでガソリン器具の不具合に見舞われた時、いつも助けられたのがガスストーブだった。
私はEPIの製品を愛用している。理由は無い。たまたま最初に買ったガスストーブがEPIだったのだ。



昔持っていたもの(型番は忘れてしまった)では標高2500m以上の雪山でお湯が沸かなかったりしたが、現在のREVO-3700では問題無し。ガス缶の燃料も改善が進んだ。
ガソリンは点火時に炎が盛大に立ち上がったりするのでテントやツェルト内では危なくて絶対に使えないが、ガスならば問題無い。
アルコールストーブもテント内はダメだそうだ。
火を付けても生のアルコールも一緒に蒸散し、目を開けていられないような状態になるらしい。
試してみる気は無い。
氷点下10度を切ると、残量の少ないガス缶は火力がヨワヨワになってしまうが、テント内で使用可能な唯一の火器、だと私は思っている。
・・・が、これもいわば精密な火器であって、故障が皆無ではない。
私は友人のガスストーブが、缶と本体の継ぎ目から勢いよく生ガスを噴き出すのを目の当たりにしたことがある。

テント内では原則火気厳禁だが、冬山や雪山のテント内ではガス以外の選択肢は無い。無雪エリアならばダウン上下でも着込んで頑張って野ざらしで食事も可能だが、雪の吹きすさぶ山ではテント内で食事をする以外の選択肢は無い。当然、ガスストーブの出番になる。



が、それ以外の条件(雪山以外)であれば、故障とは無縁で、かつ薬局でも売っている燃料用アルコールの使えるアルコールストーブが、私は好きなのだ。

REVO-3700なら1分で沸くお湯も、トランギアのTR-B25だと6~7分かかったりする。
でも、ちゃんとお湯は沸く。
風に非常に弱い。そよ風であってもお湯が沸かなくなったりする。特に、盛夏以外、気温20度以下の環境では、反射による輻射熱の必要も併せて、風防的なものは必須だ。

機微な火力コントロールも出来ず、炎が立ち昇ってクッカーやマグカップの取手をチンチンに熱し、思ったより燃費の悪いストーブ。
だが、それにも増して、燃料の扱い易さ、故障皆無、の魅力が、このストーブを使い続ける理由なのだろう。

私の場合、コーヒーやココア、パンを焼く、シェラカップで炊飯、などかなり贅沢に使って、1泊3食で250mlほど。
昼→夜→朝、それに暖かい飲み物数回で、このくらいの消費量だ。
250mlの広口ポリ瓶ひとつで済んでしまう。

ガソリンと同じく、なんだが燃料を持ち歩くのが面倒で、かつなかなかお湯の沸かない火器なので、気の向いた時以外は愛用のガスストーブを使い続けてきた。
しかし、ふと気が付くと空あるいは空に近いガスカートリッジが山になっていて、全部持ってアウトドアショップにリサイクルしに行くのも面倒だし、次から次に消費される110カートリッジにもやもやしていた。決して1コが安くはないし。



そんな事が、アルコールストーブの出番が増えた理由だった。



私は寒い季節のソロの時、なぜかテントやツェルト内でだらだら過ごすことの多い駄目キャンパーだが(たいてい酔っぱらって寝てる)、晩秋から早春の寒い季節はやはりガスストーブが多い。テント内の暖房にも使える。
それ以外は、たいていアルコールストーブを使っている。
スノーピークの450mlシングルマグにぴったり収まる。




1 件のコメント:

  1. マニアな方からは、やはり趣や雰囲気がいい、ガスやガソリンに比べて静か、あるいは故障とは無縁、といった、様々な好評価をいただく一品。 しかし、私がこのストーブが好きなのは、「燃料の残量を気にしなくてよい」というのが最大の理由だっ ... ストーブ.blogspot.com

    返信削除