なんと前回から198日ぶりのランニングだった。4.09km。タイムはもちろん散々で7.54秒/km。5ラップめでようやく7分を切ったような有様だった。
198日の間にウォーキングが2回。それも前回は76日前だ。いかに運動していなかったか。
そしてその間、缶チューハイを飲み続け、115日の間1日とて飲まない日がなかった。今日は116日ぶりのアルコール抜きの夜だ。
ただ、この196日の間に3千m級の登山が3回挟まっている。そのうちの1回は日本最難関といわれる奥穂~西穂間のジャンダルムルート。3千mの縦走路を辿る10時間の超難関ルートだ。(自分は走破に14時間もかかった)
・・・が、それも言い訳にもならない。普段から動いてないのは確かなのだ。登山の準備は隙間隙間を見てできていたが、運動はといえば仕事の忙しさを言い訳にやっていなかったわけだ。
久しぶりに走ってみてどうだったか。
まず、4kmだからとなめプして水分を持っていかなかったのが悪かった。高々32分あまりののんびりランだったにもかかわらず、中間地点で「しまった」と思ったほど水分を欲していた。
が、時間が短いのと心臓をいじめ過ぎなかったので、ヤバいほどではなかった。
そして帰ってきて驚いたのが、足にきているのではなく、腕が上げにくいほど疲労していたことだった。こんなところにくるとは。
もちろん、腿も下肢も無事ではない。腰にもきている。
今夜は入念にストレッチをして寝なくてはならないだろう。
でも何よりも、また走れたことが楽しかった。
久しぶりに、静寂な夜の田舎道を音楽も聞かずに黙々と走る。それが自分の楽しみなのだ。
満月がきれいな、とても冷たい真冬の夜だった。
今度はちゃんと水を持っていこう。
そして、無理をせず次も4kmにとどめよう。あまりにもサボり過ぎた。
もう還暦を過ぎたのだ。走れるだけでも感謝だろう。