2019年2月2日土曜日

新しいギターを迎えた。PRS SE Custom 22

2019年1月26日、なんだかんだで結局買ってしまったのであった。

Paul Reed Smith SE Custom 22

色々と迷った点は多かったが、22F(フレット)、アーム付き、を選択した。


22Fだけは譲れなかった。24Fモデルのあの狭いリア/フロントPU間が、どうしても違和感が拭えなかった。これは好みの問題。


アーム付きは、それほど悩まなかったが、いざギターを手にしてみると「あれ?なんか使い難いぞこのアーム・・・」と感じた。
これは残念。ストラトと違い、アームの根元が手に当たり邪魔な感じがする。が、まあ、慣れれば平気なのかもしれない。



それよりも、いざアーミングの効果が欲しい時に「無い」というほうが後悔する結果となりそうなので、これはこれで正しい選択だったとは思う。
ストラトと違いねじ込み式ではなく、ただの金属棒を入れるだけの構造。バンドではプレイ中にするっと抜けてしまいそうな感じがする。なんなんだこれ・・・(´・ω・`)

色はチェリーサンバーストと最後まで迷ったが、かつてのYAMAHA SF-7000がチェリーだったので、あまり郷愁を引きずってもと思い、ブルー(ホエールブルー)にした。トラ目のきれいなメイプルトップ。

ブレードスイッチではなく、トグルスイッチ。くだらない事にこだわってギターを選択した感はあるが、結局はこのトグルスイッチの誘惑に勝てなかった。


ツマミの色が黒で気に入らないが、これはさっそくパーツを別売りで購入し、オフホワイトに変更する。PRS純正パーツで購入したら、なんとたかがツマミ1個(白黒2個セットだったが)が1,000円もする馬鹿馬鹿しいボッタクリ価格。いいさいいさ。自分のこだわりから来た結果さ。

そのトグルスイッチと22Fのこだわりが仇となって、ハムバッキングPUのコイルタップは無いモデルで購入。


ボリュームを絞ればそれなりに細いトーンにはなるが、自作曲やバンドでの使い勝手からすると、やはりコイルタップは欲しい。ということで、これまたPRS純正のPush-Pullトーンポットを購入。これまた更に馬鹿馬鹿しい4,500円もの高額ボッタクリ商品。もう、ホントにね。
だが、これは自分への戒めでもある。最後の1本としてキミを選択したのだから、多少の出費には目をつぶり、自分色になってもらう。意を決して15年ぶりにハンダゴテを振るう。
PRSは単純にPU結線の半分をアースに落とすのではなく、フロント側に1.1kΩ、リア側に2.2kΩの抵抗を挟む。抵抗器も購入した。


さて、実際に自宅で持った感じでは、まずずっしり重く感じた。トップメイプル、バックマホガニーでボディもそれなりに厚みもあるので、思ったよりは重く感じる。
ボディのシェイプが体に馴染まない。が、思ったよりは気にするほどではなさそう。
ネックはPRS代名詞のワイド&シン(薄い)ではなく、ワイドだが昔のレスポールっぽく若干太めのネック。これは逆に私の好みだった。薄いより使いやすく感じた。


25インチのロングとミディアムスケールの中間の弦長は、思ったほどテンションが柔らかく感じない。これはもしかしたら弦のせいかもしれない。妙に指が痛い。
セットネックはややハイポジションが弾き難い感じがするが、これまた慣れの問題だろう。
自分の下手糞を棚に上げて、文句ばかり言わないようにしたいぞ。情けない。

エフェクターに繋いで音を出してみる。
かなりしっかりとしたサウンドキャラクターだ。が、素直に色っぽいハムバッキングサウンドを出してくれるような魔法のPUは存在しないので、これから音作りは色々と頑張らないとダメだろう。


感激したのはサスティンの伸び。特別いやらしく長く伸びてはくれないが、自然なロングサスティンを保ってくれる。さすがセットネック。そして、非常にしっかりした作りを感じさせてくれた。
指板もそうだった。しっかりし過ぎていてやや高めのピカピカに磨かれた硬ーいフレットで指が痛い。正確なフィンガリングを心掛けないと、甘い抑えによるビリつきが目立つほど。容赦ないな。


クォリティは申し分ない。さすが、ポール・リード・スミスのギターだ。
そして、これが私にとって最後の1本になる。そう決めたギターでもある。

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