ギターネタもぼちぼち終わりか。
弱いぎっくり腰はほぼ直りかけだが、今度は腰の上あたりの背中が攣る、という。変な攻撃はやめてもらいたいなあ。
(´・ω・`)
購入したPRS SE Custom 22はトグルスイッチのタイプで、ハムバッカーはゼブラではなくボビンは上下とも黒。
ホントはゼブラが良かったけど、黒もなかなかいい。
PU(ピックアップ)そのものは85/15"S"なので、両ボビンをスプリットにするコイルタップは可能なはず。
そう思って念のため裏パネルを開けたら、ちゃんと両ボビンを直列接続する、伸びたリード線がわざわざ出されていた。
配線はきれい
まるで「コイルタップ用にどうぞ」と言わんばかりだが、元々SE Customはコイルタップがレギュラーラインナップなので、こっちが普通。
22フレットのトグルスイッチモデルが例外なのであった。
コイルタップ用にトーンポットをPush-Pullに変更する。国産品で買えば400~500円で、もちろんそれで十分だが、わざわざPRS純正を購入した。4500円もの超ぼったくり価格だ。
4,500円もするPush-Pull SW Tone Pot。一般的には400~500円。
これは自分に言い訳をさせない戒めでもある。別にコレのせいでどうのこうのは無いのだが、PRS純正、という縛りにしておく。
普通はスプリットのリード線をアースに落とすだけだが、実はそれだとハムバッカーの時とシングルの時で音量差が大きくなる。そこでPRSではリアに2.2kΩ、フロントに1.1kΩの抵抗を挟みアースに落としている。
左が2.2kΩ、右が1.1kΩ。模様の色で何Ωか分かる。
完全にアースに落とすよりはシングルらしいか細さは若干弱まるそうだが、極端な音量差はこれで出なくなり使いやすい、とのことらしい。
抵抗は秋葉原の電気パーツなどで買えば数円~数十円だろうが、わざわざ買いに行くのも面倒だし、数百円の手間であればネット通販でいい。どうしてもその馬鹿らしい価格差が許せない人は買いに行くのがいいだろう。
ハンダごては持っている。
25年ぶりくらいにハンダごてを握る。き、緊張するなあ。
ハンダ台とハンダ、ハンダ吸い取り線は近くのホームセンターで買った。
こちらも久々。
で、日曜日の朝、作業開始。
まず表のボリューム、トーン、スイッチのツマミを外す。
ギターをひっくり返してパネルを開ける。念のため、スマホでいくつか画像を写しておく。ありゃ、配線するトーンポットはこれだけでぶらーんと引き出せる状態だった。ボリュームとトグルスイッチは外すことも不要でツマミも外さなくてよかった。
トーンから、コンデンサ、ボリュームからのリード線、アースを外す。ハンダ吸い取り線で端子からハンダを吸ってしまえば外しやすい。
ちょっと気になったのが、意外に芋ハンダされていること。もっとちゃんと付けて欲しいなあ。
Push-Pullトーンポットを準備。念のため、テスターでプルしたとき、プッシュしたときの端子間の接続(導通)を確認しておく。
テスターもあるのよ。滅多に使わないから電池は抜いておこう。
たまーに、逆になってるやつがあるんだよね。PRSぼったくりポットは通常の配列だった。
ポットの頭をプライヤーでつまみ、プライヤーの握りを輪ゴムで締める。これで簡易的に固定出来る。
ハンダごてが温まっていることを確認し、何箇所か予備ハンダしておく。
抵抗は端子に足を通して、そのままハンダ付け。
コンデンサやボリューム接続のリード線を続いてハンダ付けして、フロントとリアからのスプリット線も端子にハンダ付け。
最後にアースをまとめてポットの脇にまとめてハンダ付け。
出来上がり。
20年、いや、25年ぶりくらいにハンダごてを握ったので、緊張した。
緊張し過ぎて、配線間違ってるし。ああああああああああ!!!トーン端子の1番と3番が逆じゃないか。これではトーンを絞ったときに全開になってしまう。
抵抗の足をアースへ落とすのもなぜかコンデンサ側に付けてるし。超マヌケな失敗。
やり直し(´・ω・`)
やり直して、音を出して確認。うん、ちゃんと動作する。ノイズのアース落ちも問題無し。
確かに、抵抗を挟むとシングルコイルの”か細さ”が若干出てない感じがする。
まあ気に入らなければ抵抗を外しちゃうか、値を変更してもいいのかもしれない。
パネルを元通りに固定して、各ツマミを元に戻す。ここで、トグルスイッチのツマミを黒からオフホワイトに・・・・あ、あれ?あれ?ねじ込めない??なんで?
1,000円もしたのに(´;ω;`)
よく見たら、なぜかオフホワイトのツマミはねじ切りでなく、何やらはめ込み式っぽい構造になってる。
え・・・えええええ・・・・、1000円もしたボッタクリツマミなのに・・・無駄。無駄。ああ、1000円が無駄になってしまった。
これも道楽者の自分への戒めなのかもしれない。甘んじてこのマヌケな失敗を受け入れるのだ。
出来上がり(=゚ω゚)ノ
さて、終わりだ。
これでやるべきことはやった。
あとは相棒として活躍してくれることを期待する。
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