2021年2月28日日曜日

ランニングの夜の出来事

 あの人に合った。縁もゆかりもない人。

自宅から6km。もう少しで折り返し点にたどり着く少しきつい坂。
ふと横の道の暗がりを見ると、向こうのほうに女性のシルエットが見えた。

折り返し点は少し広い、何も無い場所。散歩?犬も連れてなさそうだけど。

息を整え、水分補給をして、少しストレッチ。そして復路を走り出す。

と、先ほどの女性らしい姿が小さな橋のところに見えた。
しゃがみこんでいる?

「どうしましたか?」私は聞いた。
具合が悪いのだろうか。

女性の返事がおぼつかない。聞き取れない。はっきりしない。

そして、少し泣いているような様子だった。

それにしてもどこから来たのか。ここは街道からは数百mはある。散歩にしては寒すぎる。(気温2度)

よく聞き取れない女性の声。救急車を呼びましょうか?バス停まで送りましょうか?車で来たのですか?スマホは持っていますか?


「7か月前、主人が亡くなったんです。自殺だったんです」


確かにそう言った。

この橋を降りて行こうとしたが、決心がつかなかった、とも。

この川は小さな川の源流域で、今は枯れていて水が全く無い。どうするつもりだったのか。

それよりも、私もどうしていいのか分からない。このままハイさよならは出来ない。家まで送り届けるのか。警察に引き渡したほうがいいのか。

とにかく気温が低いので、女性を立たせ、歩き始める。
近くに無くなったご主人の実家があり、知人に車で連れてきてもらった、と。

弁護士と話し合った。周りから色々と責められた。高校生の息子がいる。
聞き取れないほどの声で、事情の分からない話を女性は私に語った。

私はどうしていいか分からない。
役にも立たない事を言い、自分にも子供がふたりいる事を話したりした。そして女性の話に耳を傾けた。

少し歩いたら、昔ながらの大きな家に着いた。家の前に男性が懐中電灯を持ち右往左往している様子で、家の中から亡くなったご主人の母親らしき老人も出てきた。

私は何も出来ない。ただ、この人を立たせて歩かせて、ここへ来ただけ。気の利いた事も言えなかったし、何もしてあげられることは無かった。

大丈夫だろうか。いや、大丈夫な訳が無い。
しかし、私に出来る事は何も無い。


「大丈夫ですよ。頑張ってくださいね」

そんな言葉しか出てこなかった。


ランニング中、私は見かけたお地蔵さまに軽く会釈をしたりしている。なんとなく、だ。
別に深い意味は無い。
田舎の広い空に出る、色々な月齢の月も好きだ。きれいで明るく、笑顔になってしまう。

この復路、私はお地蔵さまと月に、お願いしながら走った。


「あの人をよろしくお願いします。見守ってください。

 頑張ってください。私は何も出来ないけど、あなたを応援しています」


暗い田舎の裏道、人も車もいない道。時々現れるお地蔵さまと、空にかかる月。
何度も何度も、小さく声に出して、そう言い続けながら走った。

何も出来ない、何もしてあげられない自分。縁もゆかりもない、あの人。

でも、生きていて欲しい。
涙を流さず、笑顔でいてほしい。
頑張ってほしい。

家に着く2kmくらい手前からは、声を出して泣きながら走った。
何もしてあげられないけど、ずっと応援します。あなたを忘れない。

ずっと、応援しています。

2021年2月21日日曜日

フィットネストラッカーをfitbitからGarminに乗り換える

 fitbitは私の繊細なお肌(手首)には厳し過ぎたらしく、どうしても湿疹や発疹が出る。webで必死に調べまくると、ごく少数だが同じような症状の出る人がいるらしい。大半の人は何の問題も無い。


fitbitは私にはキビシかった(´・ω・`)

2021年2月1日月曜日

ランニング開始より2ヶ月

 fitbitを腕に付けて走ること2ヶ月弱。全然大したことないペースで週に4~5回、夜に走り続けている。


遅ーい(´・ω・`)

我が家は結構な郊外にあって、走るのは街道(めちゃ車少ない)より1本引っ込んだ裏道なので、車はおろか約50分のランニング中ですれ違う人も皆無といっていい。実際、犬の散歩の人が1人か2人、それすらいなかったりする。
それほど夜遅くに走るわけではないが、街灯すら無い場所が多く、腕に点滅するLEDを付けて走っている。

2021年1月20日水曜日

スチームクリーナー(安)

 Amazonで安い中華製のスチームクリーナーを買った。3,999円。


布団のバッタ・・・??

いきなり使い始めたらちょっとプラスチック臭いというかゴム臭いというか、臭ったが、効果はなかなか。
レビューでは「すぐ壊れた」とか「いまいちきれいにならない」とかかなり低いが、愛犬の粗相したカーペットを掃除するには十分。
まあこの価格なら壊れてもそれほど惜しくないし。
とにかくスチームクリーナーはかなり使える、ということが分かったから良かった。

2020年12月13日日曜日

走る

 長引く在宅勤務で、それまで毎日往復20km走っていた自転車通勤もやらなくなり、決定的な運動不足が続いている。
このところじわじわと体重が増えてきていて、さすがに危機感を覚え、

「じゃあ走るか」

と思ってみた。

2020年11月8日日曜日

北アルプス縦走 槍ヶ岳・大キレット 4of4

 day.5

AM2時、起床。
今日はアタックを予定するエリアは無い。涸沢を通り、横尾に戻ってのんびりキャンプする。
そのために早起きして早く出て、横尾に着きたい。午前中からお酒を飲む、というダメ男キャンプが目標だ。

とりあえずコーヒー。パックのレギュラーコーヒーが美味しい。山コーヒーは至福の時間だ。
そして、朝食をちゃちゃっと済ませる。どん兵衛きつねうどん。これは鉄板メニューで、どんな時でも美味しく、手早く食べられる。私の食料計画では最強の布陣に属するひとつ。

シェルター内は10度

朝食が済んだら、片付けをちゃちゃっと済ませる。
そして撤収。まだ暗い。夜明け前の白んできた風景が美しい。

さて、撤収しよう

AM5:00

全てちゃちゃっと済ませているつもりの割には起きてから3時間も経っている。まあ自分のペースなんてこんなものだろう。特別に面倒な何かがあるわけではない。ちゃちゃっとやってるフリをして、のんびりしてしまっているのだろう。
出発。5:17。もう周囲は明るくなっている。

2020年11月7日土曜日

北アルプス縦走 槍ヶ岳・大キレット 3of4

 day.4

AM2時起床。風が強い。
コーヒーはパックのドリップ。手軽にレギュラーコーヒーが飲めておいしい。
再びお湯を沸かして、朝食。スピード重視でどん兵衛天ぷらそば。

あれ・・・おかしいな(´・ω・`)

カップ麺のままはとても持ってこれないので、バラしてラップに包んで持ってきたが、開ける時にぶちまけてしまった。必死に拾い集めてゴミ用ZIPLOCKへ。もったいない。

と、思わぬことが起こった。どん兵衛天ぷらそばがいまいち美味しく感じられない。
これだから登山は怖い。1~2泊なら絶対に間違いない鉄板アイテムが・・・こんなことがある。
恐らくは疲労のせいだとは思うが、高地であることや、様々なことが重なっているのかもしれない。
それでもいつもはレギュラーの座を獲得しているどん兵衛天ぷらそばであるから、普通に食べられた。別のメニューだったら食べられなかったかもしれない。