長引く在宅勤務で、それまで毎日往復20km走っていた自転車通勤もやらなくなり、決定的な運動不足が続いている。
このところじわじわと体重が増えてきていて、さすがに危機感を覚え、
「じゃあ走るか」
と思ってみた。
day.5
AM2時、起床。
今日はアタックを予定するエリアは無い。涸沢を通り、横尾に戻ってのんびりキャンプする。
そのために早起きして早く出て、横尾に着きたい。午前中からお酒を飲む、というダメ男キャンプが目標だ。
とりあえずコーヒー。パックのレギュラーコーヒーが美味しい。山コーヒーは至福の時間だ。
そして、朝食をちゃちゃっと済ませる。どん兵衛きつねうどん。これは鉄板メニューで、どんな時でも美味しく、手早く食べられる。私の食料計画では最強の布陣に属するひとつ。
朝食が済んだら、片付けをちゃちゃっと済ませる。
そして撤収。まだ暗い。夜明け前の白んできた風景が美しい。
AM5:00
全てちゃちゃっと済ませているつもりの割には起きてから3時間も経っている。まあ自分のペースなんてこんなものだろう。特別に面倒な何かがあるわけではない。ちゃちゃっとやってるフリをして、のんびりしてしまっているのだろう。
出発。5:17。もう周囲は明るくなっている。
day.4
AM2時起床。風が強い。
コーヒーはパックのドリップ。手軽にレギュラーコーヒーが飲めておいしい。
再びお湯を沸かして、朝食。スピード重視でどん兵衛天ぷらそば。
カップ麺のままはとても持ってこれないので、バラしてラップに包んで持ってきたが、開ける時にぶちまけてしまった。必死に拾い集めてゴミ用ZIPLOCKへ。もったいない。
と、思わぬことが起こった。どん兵衛天ぷらそばがいまいち美味しく感じられない。
これだから登山は怖い。1~2泊なら絶対に間違いない鉄板アイテムが・・・こんなことがある。
恐らくは疲労のせいだとは思うが、高地であることや、様々なことが重なっているのかもしれない。
それでもいつもはレギュラーの座を獲得しているどん兵衛天ぷらそばであるから、普通に食べられた。別のメニューだったら食べられなかったかもしれない。
day.2
AM2時。スターウォーズの帝国のマーチ(ダース・ベイダー登場)で起きる。
出発は5時予定。まずはコーヒー。
火器は固形燃料しか持ってきてないので、ESBITで湯を沸かす。沸かしたらマグの底のヤニをアルコール除菌ティッシュまたはボディ涼感ペーパーで拭き取る。
これは大失敗だ。余計な消費になってしまった。ティッシュもボディペーパーも潤沢に持ってきているわけではない。が、こればかりはしかたがない。何とか凌ごう。
朝食はアルファ米の雑炊。FD味噌汁で作る。
アルファ米1袋をクッカーにあけ、FD味噌汁を乗せる。そこに水を400ccほど入れ、火に掛ける。コトコト音がしてきたらもう出来上がり。実に手早く出来る。
何度かこれを食べているが、どうもいまいちな時もあって、うーんと思ったが、水を若干多めに入れればしごく食べやすく美味しい感じになってくれた。
まだ山行の序盤で体調に余裕があったことも影響しているかもしれない。
ただ、私にはアルファ米1袋は多すぎたかもしれない。元々この1袋は「大盛り」だし。
2020年8月22日~27日
長い在宅勤務が続く中、東京はGoToキャンペーンからも外されてはいるが、緊急事態宣言は出されておらず、都民はなるべく外出を控えている。
そうはいっても完全に家に閉じこもっているわけにもいかず、少しづつ外には出ている。
私も4カ月半もの間、出勤は5~6回、あとは近所のスーパーとコンビニしか行っておらず、精神的にも限界を感じていた。そんなところに8月下旬、夏休みがやってきた。
さすがに今回だけは勘弁してもらおうと外出することにした。とはいっても元々観光に興味を持つ人間というわけでもなく、やはり登山に行きたかった。
どこに行こうか。
サモエドのタケルが天に帰っていった。2020年10月7日 午前11時40分頃。
2007年12月生まれ。大型犬としては平均的な寿命だったのだろう。
一度、少しだけヒーヒーと小さく泣き、その後、眠ったのかと思ったら、息をしていなかった。苦しまず、眠るように逝った。
前日(10月6日)、急に何も食べなくなり、立てなくなった。励ますとなんとか立ち上がることが出来るが、ほぼ立てない。特に苦しい様子も見せず、夕食もほんの少し口を付ける程度。翌日病院に連れていこうかと話していたが、あいにく定休日。苦しい様子は見せず、ものうげなだけに見えて、少し様子を見ようかと妻と話していた。
そして翌日(10月7日)朝ケージから出て来ず、口元にドックフードやキャットフード(大好き)、鶏肉を茹でたもの(大大好き)、牛乳などを持っていっても匂いをフンフン嗅ぐだけで口を付けようとしなかった。
気が付いたら動かなくなっていた。
年を取って、日中は寝ていることが多かったが、直前まで元気だった。油断すると猫の餌をつまみ食いしたり、いたずらもした。
タケル、ありがとう。さようなら。先に行った猫のメグちゃんとキミちゃんと天国で遊んであげて。
(2020年10月あたり、Youtubeチャンネルコミュニティより)
何やら教条的な上から目線コメントが来てましたが、お読みいただく皆さまの気分を害すると思われるので非表示にしました。気分だけならまだしも・・・。
私はプロではありませんが、5千m級のヒマラヤ登山の経験はあります。クライミングもちょこっとやってます。クライミンググレードは5.11bなのでへっぽこです。雪山はYoutube公開を始めてからはほとんど行ってませんが、以前は行ってました。(団体ばかり)
でも、テント泊単独行はかなり後になってから始めました。(妻とは何度も行ってます)
登山をする方の経験値は様々だと思いますが、シングルウォールで3千m級はやめるべきだとか他の人が真似たらどうするんだとか、実際に楽しむ他の方や挑戦する他の方を軽率に見過ぎています。
一から百まで教えられてその通りに危険要素無く遊べるアウトドアなんてありません。それは実施するそれぞれのレベルの方が自分のレベルに合わせて判断する事です。Youtubeが正しいか、登山のプロが正しいか、この人達の言うトラディショナル(30年以上も古い)な登山の安全基準が正しいか、自分で決めるべきだと思います。
3千m級の山で台風接近などでもない限り、天候は読みづらいものです。だいたいラジオの気象情報は1日3回で、局所的に変化する降雨などには対応できません。そもそも山岳地帯では電波の届かないエリアも多いですし、スマホも圏外ばかり多いです。目まぐるしく変化する気象を読むなんて無理です。
事前に天気予報を調べておくくらいしか出来ません。
Youtubeというメディアで発信している限り、こういった指摘が後を絶たないのは承知していますが、様々な楽しみ方をされている皆さまの、あるいは「これからやってみよう」「やってみたい」と思われている皆さまの気分を害し、アウトドアという遊びをある型枠に嵌めて自分の解釈が正として他を許さない、という態度に残念に思いました。
アウトドアは自由なものです。そして、一歩間違えれば死や回復出来ない大怪我を追うスポーツでもあります。
みんなそれを承知して挑戦し、遊んでいます。
去年、剱岳で同日同時刻に登った方が亡くなりました。その数日後に登った若い女性も亡くなりました。私はその亡くなった若い女性のお兄さんの、妹の行方を問いかけるtwitter投稿をリアルタイムで読んでいました。
今回、北穂高から涸沢に向かう途中、ハシゴから落下した方が、私が向かった前日にいらっしゃいました。(骨折の大怪我)
でも私はその方々の知識不足、経験不足、判断の誤りを責める気持ちにはなれません。
こんないやらしい駄文を書きたくなかったのですが、いわゆるコロナ禍の「マスク警察」「自粛警察」と同じ「登山警察」が、こんなショボイ私のチャンネルにすら現れてしまうことにぞっとしました。
そして、他の皆さまのアウトドアライフに負のブレーキをかけかねないことに残念な気持ちになりました。
二度目の戯れ言となってしまいましたが、お目汚し申し訳なく思ってます。
そして、アウトドアを楽しみ挑戦する皆さまのそれぞれの外遊びが楽しく自由なものであることを願い、自分もその中の一人でありたいと切に願ってます。
(2020/3/1あたり、Youtubeチャンネルコミュニティより転記)
なんか色々ポリコレ棒でブン殴る系のコメントもいただいてますが、そういった類には返事はしませんので悪しからず。
野宿や避難小屋前テント泊は両論あるのは承知してますが、ポリコレ棒的に言えばそれらは禁止事項であって、北アや奥多摩でもあからさまな闇テンは通報も含めてまずいですが、たとえば積雪期のテント泊(たいてい任意の場所)や岩のクライミング、沢登のタープ泊、それに前述の野宿や避難小屋前テント泊は、いわば黙認されているだけであって、問題になったり注意や怒られたりすればおとなしく謝罪して退去します。が、それは「管理者」より直接指摘や警告、命令された場合です。
単にポリコレ棒を振り回して御注進をフトコロに入れてブン殴りにくる人々には返事をしません。
ビバークやULタープ泊や野宿はさかんに議論もされてますが、どこも阿鼻叫喚です。まあ当然だと思います。
私も心労だけ増して互いに嫌な思いをするだけのこれら議論には加わりません。
ここにそれらのご意見をいただいても返答しかねます。
これらは山ヤと言われる人々には古くから付きまとう話で、私は自分のことを山ヤと呼んだことはありませんが、諸先輩の貴重な我慢の積み重ねと沈黙で批判に甘んじてきた経験、今現在ひっそりと楽しまれている慎ましいアウトドア好きのみなさんの楽しい活動を思い、私も沈黙を守ります。
ここでも議論や返答はいたしません。
が、一緒に楽しんでいただける方々はみな大切なお客様と仲間です。
なんかすみません。勝手な事言いまして。
批判や指摘はそのままにしていますが(耳がちぎれるように痛い)、これには返事のしようがありません。私も見苦しい言い訳はイヤなので、甘んじてコメントをいただき、沈黙を守ります。
他の視聴者の方が不快に思われるコメントは非表示や削除いたします。これまで通りです。
ホントに勝手な事言ってすみません。こういったモノはこれ限りにしたいです。